2017/11/14

火星-冥王星のアスペクトについて


先日、実母が入院したという報せを受けました。三半規管の乱れによる目まいや吐き気の症状によるものということだそうですが、大事には至らず、1週間ほどで退院できるとのことでホッとしました。

実父の話によると、2人で旅行に出掛けて山歩きなどして日曜日の夜に帰宅したそうなのですが、月曜日と水曜日は友達とプールに出掛けて10km泳ぎ、火曜日と木曜日は山仲間と25kmウォーキングをし、金曜日は体操教室に出掛けて4時間運動したそうで、週末になって不調を訴えたとのことでした。
「俺だって旅行から帰ってきたときは1週間身体を休めてコントロールするのに、まったく」とトライアスロン歴が長い、蠍座火星-蟹座天王星のトラインを持つ父はこぼしていましたが、実は母がこういったことで入院するのは初めてではないのです。

2017/10/24

土星-天王星のアスペクトについて


ここ2年ほど、遺跡から発掘された遺物を復元するアルバイトをしています。
当時どのような人達が住んでいたのか、その土地にどのような歴史があったのかを調査して、報告書としてまとめるために必要な作業のお手伝いをしているわけです。

2017/10/12

〈番外編〉リロケーションの旅 ~アストロ・マップ・ワーク


今回の記事は〈番外編〉となります。もしよろしければ、お付き合い頂けると嬉しいです。

8月末、占いに興味の無い夫が、どこで知ったのか突然「仕事運が上がる土地に行きたい」と言い出しました。

2017/10/03

4ハウスについて


4室のナチュラル・ハウスは蟹座です。一般的に、家庭の状況・両親・故郷などの「基盤」を表します。

4室(蟹座)に至る、1室(牡羊座)から3室(双子座)までの流れを大まかに示すと、

  • 自分自身をこの世に押し出す(1室:牡羊座/活動宮/火/支配星:火星)
  • 確かな感覚を得た上で自己価値を高める(2室:牡牛座/固定宮/土/支配星:金星)
  • 外部からの刺激を得て知性を発達させる(3室:双子座/柔軟宮/風/支配星:水星)

といった「個人」としての能力を育成していく流れと言えますが、そういった取り組みができるのは、4室という「基盤」があるからこそだとも言えます。

最も小さな単位である「家族」から始まり、地域、国、果ては地球という「集団的」な地盤の風土(4室)に自分自身をうまく適応させられるよう試行錯誤することによって、上記の3点――「個人の能力」が発達していくからです。

2017/09/12

IC(イムン・コエリ)について ~家系(ルーツ)の影響


ICとは、黄道と子午線の最北の交点を指し、ラテン語でイムン・コエリ(Imum Coeli)――天の底、もとい"北中(点)"と呼ばれる感受点です。出生図上では4室のはじまり(カスプ)にあたります。

4室は一般的に「家庭」などの象意を示しますが、"底"にあるICは最も私的な部分と言われ、家庭など目に見える部分よりもっと深い、両親からの継承・家系のルーツ、生まれた国の伝統・風土の影響までも表すとされています。

ですからICは一見、最も「底」であり、家族や個人という地球上で最も小さな単位を示す場所であるにも関わらず、ある意味非常に大きく開かれた場所であるとも言えます。
それは、地上を表すポイントである"アングル"(Asc・MC・Dec・IC)が全て、宇宙からの圧倒的な影響をはらんでいる"黄道"と交わる場所だからです。
そういう意味で、"アングル"にトランジットなどで天体が重なるとき、宇宙からの影響と地上の事象とが混在して、大きな変化を引き起こすのは必然と言えます。


2017/08/31

新月・満月・蝕について


ひとつの情報を何度もかみしめたい(?)牡牛座の私にとって、3月から始めたツイッターの情報のスピードの早さにはいまだになかなか着いて行けないのですが、最近は、新月時・満月時にその時々の配置について、少しだけ書くようになりました。
140字でしか投稿できないので、なるべく多くの情報を入れられるよう工夫はしているつもりなのですが、どうしてもざっくりとした解釈に終始してしまっている感があります。
フォローして下さっている方、いつもありがとうございます。感謝しています。

毎月やってくる新月・満月なので、私を含め、慣れてしまっていてなかなか意識できない面があると思うのですが、実は少なからず影響が大きい天体イベントなのです。

2017/08/13

金星-海王星のアスペクトについて


金星は快楽や嗜好、感性や美意識、人間関係など司る天体です。
金星のサインやハウスによって違いが出てきますが、その金星に海王星がアスペクトを形成すると、個人的な趣味嗜好の領域を超えていくようなニュアンスを帯びてきます。

2017/08/06

鑑定について② ~"鑑定部屋"のご紹介


自宅で鑑定を始めて1ヶ月が経ちました。
遠いところ足をお運び下さるお客様、スカイプやお電話でお申込み下さるお客様、このブログを介して新しいご縁を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

さて先日、対面鑑定にお越し下さったお客様がお帰りのときに、「実は、桐吉さんのお家まで行くのはちょっと不安でした。勇気が要ったんですよ~」とおっしゃって、そりゃそうですよね!とハッとしたのです。

2017/07/28

ハーモニック図について ~内面の動機と衝動


これまでたくさんの小説から、様々な人生の機微と示唆に富んだ言葉を享受してきましたが、今でも心の奥底にこびりついて、どうにも離れない言葉があります。

「僕はもうあのさそりのように、ほんとうにみんなの幸(さいわい)のためならば、僕のからだなんか百ぺん灼(や)いてもかまわない」

宮沢賢治銀河鉄道の夜、登場人物のひとりであるジョバンニの言葉です。
楽しい題材も多い宮沢賢治の作品ですが、どちらかと言うと、法華経への信仰を根底とした、自己犠牲的な精神を貫いた作品が彼の真髄と言えます。

2017/07/14

3ハウスについて


何年か前のことですが、2人目の赤ちゃんを出産した友人と会ったとき、「ダンナは忙しくて帰りが遅いから頼れないし、上の子(お兄ちゃん)の赤ちゃん返りが激しくて、正直参ってる」と疲れた顔で途方に暮れていました。

私はあまり気の利いたことが言えず、ただ甘いものを差し入れて彼女の話を聞くことしかできなかったのですが、同時に、お昼寝する二人の可愛い寝顔を見ながら、「お兄ちゃんはまだ3歳だけれど、こういう外からの状況に対応していかなくちゃならないのが3ハウス・マターなんだなぁ…」と考えていました。

2017/07/01

アストロ・マップについて ~2017年夏至図


このブログ開始と同時に"桐吉謳子"という占い師ネーム(?)を名乗ってもうすぐ5ヶ月になるのですが、とてもよく訊かれるのが「どうしてその名前にしたの?」というご質問です。
このブログをご覧下さっている方には全く需要の無いエピソードかと思われますが(笑)、もしよろしかったら、お付き合い頂ければ嬉しいです。

2017/06/29

鑑定について


このブログをご覧下さり鑑定を依頼して下さる方が増えてきて、とてもありがたく、ご縁を下さった方に感謝の気持ちでいっぱいです。
このたび準備が整いましたので、改めて自宅での鑑定についてお知らせさせて頂きたいと思います。

2017/06/21

太陽回帰について


先日、お天気のいい日に、ひとりでドライブしながらちょっと遠出して、以前から行ってみたかった山の中のカフェに出掛けてきました。
目的は「太陽回帰図などを見て、昨年から今年1年の流れを考えること」。
5月が誕生月なので遅ればせながら…といった感じなのですが、最近いろいろと気ぜわしかったので、お店の方にはご迷惑だったと思いますが(笑)静かな環境でたっぷり3時間、落ち着いて思索を巡らせることができました。

2017/06/11

t海王星について ~魚座海王星時代


★今回の記事から、占星術ソフト"Stargazer for Windows by Delphi"の画像を、製作者でいらっしゃる秋津先生よりご許可を頂きましたので、このブログ内のみで掲載させて頂きます。


睡眠に難がある私は、待ち合わせ等で遅刻しないよう、昔からかなり気を付けて余裕を持って行動するようにしているのですが、ここ1ヶ月ほど、ギリギリに到着してしまうことが多いのです。

目的地の最寄り駅に着いても、道に迷ってしまったり、現在地が分からなくなってしまったり、やっと辿り着いた後に忘れ物に気付いたりと、要するにぼんやり状態で、常に様々な方向に考えが飛散してしまい、ひとつのことに集中するのがとても難しいと感じています。

2017/06/01

2ハウスについて


2室は「所有物」を表すハウスです。勿論、金銭収入の能力を示すハウスでもありますが、所有するものは資産だけではありません。

2017/05/19

YODについて②


前回の記事の続きです。
YODについて考えるとき、私はいつも太宰治の「トカトントン」という短編を思い出します。少しあらすじを書いてみます。

2017/05/13

YODについて


YOD(ヨド)とは、セクスタイルを形成する2天体からそれぞれ頂点に向けてインコンジャクト(150度)している二等辺三角形の複合アスペクトです。
「調整」「矯正」といったニュアンス――長じて「拘束」という意味さえ持ちます。
YODは非常に複雑かつ特徴のあるアスペクトですので、2回に分けて記事を書いていきたいと思います。

2017/04/14

月-冥王星のアスペクトについて


「月-冥王星」と言えば「関わりたくない、怖いアスペクトNo.1」という不名誉な解釈をされることが多いようです。これは半分正解で、半分不正解だと私は思っています。

太陽系の最外郭にあるとされる冥王星は2006年に惑星から準惑星へ降格しましたが、西洋占星術においては依然強烈な影響力を持ちます。
「死と再生」といった、人智を超えた極限的な意味合いを持つ冥王星が月とハードアスペクトを取るとき、繰り返し、吸収するしかない月は常に「自我を消し去られるような」感覚に呑み込まれることになるのです。
それは言い換えれば「コントロールを失いやすい自我」とも言えます。

2017/04/07

1ハウスについて


1室のはじまり、つまりアセンダント(以下Asc)は個人が生まれた瞬間に決まります。
生まれてきた赤ちゃんは、お母さんの身体から外に出た瞬間、東の地平線から流れてくる空気を大きく吸い込みます。それがこの世における「初めての体験」です。

1室の意味は、一般的に「自己像」「個性」「行動の癖」などと言われています。いずれも「自分自身」を基点とする考え方です。
その概念は、個人が母体から出てくることに関連しているように思います。安心して暮らしていた母体の中から頑張って出てくる、つまり誕生すること自体が「自己を主張すること」そのものという考え方です。
ですからAscという、生まれた瞬間に与えられる感受点は、「どのように自分自身をこの世の中に押し出していくか」という観点でも見ることができるのです。

2017/03/31

水星-天王星のアスペクトについて


笑いとは、張り詰められていた予期が突如として無に変わることから起こる情緒である―― イマニュエル・カント

学生の頃、学校の図書館でレーザーディスク(古いですね)を観るのが好きでした。オペラやバレエ、オーケストラのディスクが並ぶ棚の中に何故か落語のディスクがありました。

2017/03/26

ウラナイ・トナカイ様「新人ちゃん祭り」で鑑定します


★ご予約は締め切らせていただきました。本当にありがとうございました!
★当日は「アストロダイス+西洋占星術(10分)」のみ鑑定が可能です。詳しくは当日、ウラナイ・トナカイ様にてスケジュールボードをご確認下さい。
★Twitter始めました(@utako_kiriyoshi)。少しずつですが、占星術のことをつぶやいたり情報発信していったりしたいと思っています。よろしければご覧下さい。


このたび、南阿佐ヶ谷駅近くにあるウラナイ・トナカイ様の「新人ちゃん祭り」というイベントで鑑定させていただくご縁をいただきました!

2017/03/22

t月について


t月は28日ほどで12ハウスを一周する、最も速い天体です。あっという間に過ぎ去ってしまうので認識しづらいという方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

そもそも月は自らの意志を持たないため普段の意識にはのぼってきません。
しかしその分周りのもの・外のものを吸収するので、意識していない分、ある条件下で突然強い影響を及ぼします。それは月が「繰り返す」天体だからです。

2017/03/19

Tスクエアについて ~2017年春分図


Tスクエアとは、天体Aを頂点とした三角形のアスペクトです。2つの90度と1つの180度で形成されています。
よく言われるような、単に不幸や不運を表すアスペクトではありません。しかし、Tスクエア頂点の天体Aを、残り2つの天体――BやCがそれぞれ否定するので強い葛藤が生まれます。

2017/03/14

火星回帰について


t火星は2年で12サインを一周します。逆行期間を加味しても、t太陽の約半分の速度となります。

火星期、つまり自分の火星をどのように使い、コントロールするべきか学ぶ時期は36歳~45歳の間です。
自分が一体何物で、何をすべきかと模索する太陽期(26歳~35歳)とは違い、火星期は自分のすべきこと、やりたいことを押し出して、人や社会に働きかける行動を起こす「対外的にどう振る舞うか模索する」時期なのです。

2017/03/09

金星-冥王星のアスペクトについて


金星-冥王星のアスペクトについて考えるとき、私はいつもメキシコの女性画家、フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)を思い出します。
強い意志を感じさせる印象的な眉と、ネイティブメキシカンの民族衣装を纏ったその美しい姿をご覧になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2017/03/04

水星について ~作家のアスペクト


本を読むのが好きです。
月の年齢域――物心がついた頃、毎週水曜日、近くの公園に「移動図書館」がやって来るのを楽しみにしていました。1人7冊まで借りられるのです。
7冊を持って帰るのは毎回大変でしたが、外国の童話、偉人伝、ファンタジー、片っ端から乱読しました。

2017/02/28

ノード回帰について


西洋占星術を勉強し始めた頃、よく分からなかったもののひとつがノードでした。

ノードは実態のない感受点とは言え、シナストリーでは血縁者、パートナーなどノードに顕著な特徴が出ますし、
個人のアングルや天体にノードが重なったり回帰したりしたとき、環境が大きく変化したというお話しもよく伺います。

しかし純粋に出生図でのノードの意味合いという点で、うまく腑に落ちなかったのです。

2017/02/26

ノード軸について


ホロスコープは、地球から見た空を、ひとつの球体とみなす天動説の考え方から来ています。この球体を「天球」と言います。
天球内では太陽が1年かけて地球の周りを移動します。その軌道を「黄道」と言います。
黄道を太陽が1周すると、天球を二分する大円となります。この大円が「黄道面」です。

(勿論、太陽が移動しているように見えるのはあくまで地球からの見かけ上の話であって、実際は太陽の周りを地球が公転しながら移動しているのはご存知の通りです。つまり、黄道面=地球の公転面ということになります)

2017/02/22

クインタイルについて


クインタイル(72度)はマイナーアスペクトとされていますが、ノエル・ティル氏が提唱する心理占星術においては「創造的衝動」として重要視されているアスペクトです。

クインタイルは円を5分割する度数で、ハーモニクス5でコンジャンクションになります。
ハーモニック占星術を考案したジョン・アディー氏はハーモニクス5を重要視しているため、マイナーアスペクトと言えども、出生図を見る上では考慮することが必要です。
ハーモニクス5では、創造的な欲求や衝動、生命力、個性的なスタイルやそのエネルギーを見ることができます。

2017/02/19

土星-冥王星の世代アスペクト


夫の実家がある埼玉県の山奥に引っ越してきたのは、2014年初夏のことです。
SA木星がAscに到達し、牡羊座を進行中のt天王星がn金星付近で順行と逆行を繰り返しているときでした。

それから半年ほど、家の様々で自宅にいたのですが、それらがあらかた片付いた2014年初冬、この地で友達がひとりでもできればとアルバイトをすることにしたのです。


2017/02/16

金星について


先日はバレンタインデーでしたね。

デパートやお店でお洒落に包装されたチョコレートを手に行列を作っている女性を見掛けるたび、
それが本命チョコであれ、義理チョコであれ、好きという気持ちや感謝の気持ちを年に一度でも自分から伝えられるというのは素敵なことだなと思います。

2017/02/14

エレクショナル②


前回の記事の続きです。

エレクショナルをする際には、「希望するイメージ」を明確にしておくと良いと思います。
例えばお店を開くなら、どんな雰囲気のお店にしたいのか、どのようなお客さまに来てもらいたいのかなど、イメージによってハウス、サイン、アングルなどが選びやすくなるからです。

2017/02/13

エレクショナル


エレクショナルとは、トランジットの星の配置や今いる場所で、何かを始めるのに最適な日時を模索するためのものです。

2017/02/11

はじめまして!~西洋占星術との出会い


はじめまして!桐吉謳子(きりよし うたこ)と申します。
西洋占星術を勉強しています。どうぞよろしくお願いいたします。